高円宮杯U-18サッカーリーグ2011 プリンスリーグ九州1部

　高円宮杯U-18サッカーリーグ2011 プリンスリーグ九州1部は15日、未消化だった鹿児島実高対鹿児島城西戦を行い、鹿児島実がDF岩下聖の決勝ゴールにより、1-0で勝利。鹿児島実は3位へ浮上した。

　そのほかの5試合は8月27日から9月5日までかけて行われた。大津高(熊本)対東海大五高(福岡)戦は大津が交代出場のMF田中利浩の勝ち越しゴールなど2度のリードを奪ったが、東海大五は後半35分に交代出場のFW柴田錬の同点ゴールにより2-2の引き分けに持ち込んでいる。

　鵬翔高と日章学園高との宮崎県勢対決はFW木村聖の2ゴールにより日章学園が勝利。九州国際大付高はFW田口光樹が決めた決勝PKによって筑陽学園高との福岡県勢対決を1-0で制した。

　大分トリニータU-18(大分)と対戦した神村学園高(鹿児島)は後半43分に大分U-18FW後藤優介に勝ち越しゴールを許したものの、45分にMF永冨弘之のPKで同点に追いつく。さらにMF寺崎颯汰のアシストからMF上口雄大が勝ち越しゴール。オウンゴールでダメ押した神村学園が4-2で逆転勝ちした。

　長崎日大高は国見高との長崎県勢対決を劇的な決勝ゴールにより、3-2で制した。2点を先取した長崎日大に対し、追撃する国見は後半41分にMF塚田翔悟が決めたゴールで同点。ただ長崎日大はロスタイムにMF馬場一星が決勝ゴールを決めた。

【プリンスリーグ九州1部第13節】
(10月15日)
[鹿児島県立吹上浜海浜公園サッカー場]
鹿児島実高1-0鹿児島城西高
[実]岩下聖(78分)

(8月27日)
[大津町運動公園競技場]
大津高2-2東海大五高
[大]山内悟(2分)、田中利浩(51分)
[東]山道淳司(30分)、柴田錬(80分)

(9月3日)
[綾町錦原サッカー場]
鵬翔高0-2日章学園高
[日]木村聖2(55分、71分)

(9月4日)
[福岡フットボールセンター]
九州国際大付高1-0筑陽学園高
[九]田口光樹(6分)

[鹿児島県立吹上浜海浜公園サッカー場]
神村学園高4-2大分U-18
[神]南諒(15分)、永冨弘之(90分)、上口雄大(90分+1)、オウンゴール(90分+2)
[大]後藤優介2(74分、88分)

(9月5日)
[長崎県立総合運動公園補助競技場]
長崎日大高3-2国見高
[長]花田敬徳(6分)、小嶋慶蔵(68分)、馬場一星(90分+2)
[国]全隼太(79分)、高橋諒(86分)

※日程は3月31日発表、変更あり
特設:プリンスリーグ九州1部
(構成　吉田太郎)