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5年連続タイトル狙うオリヴェイラ監督、“未冠”のナビスコで前人未到6冠へ

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 前人未到の「6冠」なるか。鹿島アントラーズオズワルド・オリヴェイラ監督にとって、29日のナビスコ杯決勝は自身6つ目のタイトルが懸かった一戦となる。

 07年の就任以降、Jリーグ3回(07、08、09年)、天皇杯2回(07、10年度)の優勝経験を誇る指揮官にとって、ナビスコ杯は唯一の“未冠”のタイトルだ。「浦和レッズさんとともにナビスコ杯決勝の舞台に立てるのは光栄なこと」。準優勝に終わった06年以来、5年ぶりの決勝進出を果たした鹿島。就任後、初めて指揮を執るファイナルの舞台を前に、オリヴェイラ監督は闘志をみなぎらせる。

 初のナビスコ杯の栄冠を勝ち取れば、自身6冠目。J監督史上最多タイトル獲得の偉業を成し遂げることになる。「たくさんのサポーターがいるビッグクラブ同士の戦いになる。私は未来を予言する力は持っていないが、素晴らしい試合をお見せすることはできると思う」。就任1年目から5シーズン連続のタイトル獲得へ、07~09年に史上初のJリーグ3連覇を達成したJ屈指の名将が、再びJの歴史にその名を刻む。

(取材・文 西山紘平)

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