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3戦連発で頂点へ、大迫「結果を求められている」

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 3戦連発で日本一だ。鹿島アントラーズのFW大迫勇也は29日のナビスコ杯決勝に向け「ナビスコ杯ではゴールを決めている。明日も結果を求められていると思うので、結果を出したい」とゴールを誓った。

 ACLに出場していたため準々決勝からナビスコ杯に参戦した鹿島は準々決勝で横浜FM、準決勝で名古屋をいずれも延長戦の末に下し、5年ぶりとなるファイナルの舞台へ駒を進めた。

 その2試合でいずれもゴールを決めているのが大迫だ。リーグ戦では8月17日のC大阪戦(2-1)を最後にゴールがないが、ナビスコ杯に限れば2戦2発。「Jリーグではふがいない試合ばかりだったので、明日はサポーターのためにも勝ちたい」と強い決意を口にする。

 国立競技場では鹿児島城西高3年時の全国高校選手権決勝で1得点。チームは敗れたものの、今年元日の天皇杯決勝で清水に2-1で競り勝ち、高校時代のリベンジを果たす日本一に輝いている。「国立競技場にあまり悪いイメージはない。天皇杯も優勝したし、明日もいい雰囲気でできると思うので勝ちたい」。最近のリーグ戦2試合はFW興梠慎三を押しのけて先発するなど成長著しいU-22日本代表FWが、ナビスコ杯3戦連発でチームに栄冠をもたらす。

(取材・文 西山紘平)

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