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選手負傷も相手を責めないバイエルン

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ルンメニゲ:「起こり得ること」

 バイエルン・ミュンヘンのカール=ハインツ・ルンメニゲ代表取締役は、チャンピオンズリーグ(CL)の対戦でのMFバスティアン・シュバインシュタイガーの負傷について、ナポリMFギョクハン・インレルをスケープゴートにすることはないと話した。

 シュバインシュタイガーは3-2で勝利したナポリ戦で、試合中のプレーで負傷した。鎖骨の骨折で、数週間離脱することとなった。

 そのプレーで激突した相手がインレルだったが、ルンメニゲ氏は単に不運な出来事だったと考えている。ドイツ『TZ』に、「バスティアンを失うことは、間違いなく大きな痛手だ。だが我々はインレルを非難することはない。こういったことは起こり得るものだ」と話した。

「CLは小さなことにごちゃごちゃ言うレベルの大会ではない。試合を通じて戦い続ける必要がある。バスティアンは疑問の余地なく非常に重要な選手だが、今や他の誰かが穴を埋める番だ。ここが我々の質の見せどころだ」

 同氏の言葉の裏には、現在の好調ぶりへの自信があるのかもしれない。ノックアウトステージ進出へと、チームは近づいている。

「我々には勝ち点10があり、いわゆる“死のグループ”で首位に立っている。この勝利は決勝トーナメントへの大きな一歩だ。非常に満足しているよ」

「3週間後、ビジャレアル戦ですべてをはっきりとさせたい。我々にはそうできるという自信がある」

[写真]ナポリ戦で負傷したシュバインシュタイガー

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