レアル・マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウドが4日、2010-11シーズンの欧州リーグ全体の得点王に贈られる「ゴールデンシュー」を受賞した。授賞式に出席したポルトガル代表FWは「今はこの賞を楽しみたい。とても幸せだし、自分のキャリアの中でも重要なとき。この賞をマドリスタ、チームメイトに捧げたい」と喜びを語った。

　C・ロナウドは昨季、リーガ・エスパニョーラ34試合で40得点を記録。ゴールデンシューの過去最多記録を塗り替え、マンチェスター・U時代の07-08シーズン以来、自身2度目の同賞受賞となった。

　史上初となる2年連続のゴールデンシュー獲得を目指す今シーズンは第11節終了時点で10得点。13得点で得点ランキングトップのFWメッシ(バルセロナ)を追っている。

　今季も欧州得点王となれば、史上初の3度目の受賞となるが、「レアル・マドリーのメンバーとして、チームとして大きなことを達成していきたい。個人成績は考えない。チームとしての成績だけを考えている。自分の記録を破れるかどうかは気にかけていない。個人タイトルはとてもうれしいものだけど、一番重要なものではない」と、個人の記録よりもチームとしてのタイトル獲得を誓っていた。