beacon

U-22代表がシリアとの大一番へ練習再開、山崎と大迫が一部別メニュー

このエントリーをはてなブックマークに追加
 27日の五輪アジア最終予選第3戦でシリアと対戦するU-22日本代表が24日、都内で練習を行った。前日23日にバーレーンから帰国し、異例の夜間練習で時差調整を行い、この日が本格的な練習再開となった。バーレーン遠征中に右太腿裏を痛めたFW山崎亮平(磐田)はこの日も別メニュー調整。FW大迫勇也(鹿島)も両足に張りがあったため練習を途中で切り上げたが、ともにシリア戦出場は問題ない様子で、大迫は「全然大丈夫です」と話し、大事を取っての調整だったようだ。

 山崎も「もう(全体練習に)合流できるぐらいまで来ている。試合は問題ないと思う」と強調。22日のバーレーン戦(2-0)はベンチ外だったが、協会関係者によると、「監督が(メンバーに)選べばいけるぐらいだった」と順調に回復しているという。バーレーン戦では自分と同じポジションのMF大津祐樹(ボルシアMG)が1得点の活躍を見せたこともあり、「前の選手は常にポジション争いをしている。大津が入ってきたからではないが、みんなでいい意味で競争できている」と刺激も受けていた。

 C組は2試合を終えて日本とシリアが2連勝で並んでいるが、総得点の差でシリアが上回り、首位に立っている。ホームでの直接対決は、五輪切符の行方を占う大一番。最終予選2戦連発中のMF東慶悟(大宮)は「勝ってシリアと差を付けて、早くロンドン五輪の切符をつかみたい」と意気込んでいた。

(取材・文 西山紘平)

▼関連リンク
ロンドン五輪男子アジア最終予選特集

TOP