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鹿島主力2選手が神戸移籍を決断か

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 鹿島アントラーズのMF野沢拓也とFW田代有三ヴィッセル神戸移籍を決意したことが分かった、と20日付のスポーツ新聞各紙が報じている。野沢は契約期間が1年残っており違約金が生じるが、田代は契約が切れるため違約金はなし。神戸は2選手に対して複数年契約などの好条件を提示している模様で、すでに移籍する決意を固めた情勢のようだ。

 オズワルド・オリベイラ監督の退任で来季から体制の変わる鹿島が主力流出のピンチに陥っている。今季リーグ戦6ゴールの野沢は2年連続でリーグ戦全試合出場を果たしている中盤の柱。また今年レンタル移籍していた山形から復帰した田代はリーグ戦でチームトップの12得点をたたき出している。苦しいシーズンの中でもナビスコ杯を制した鹿島だが、このふたりを同時に失うことになると戦力低下は免れない。日刊スポーツによると、慰留する意向だという鹿島関係者は「もう1回、2人と話す。クラブ間の交渉もしないといけないから」と慎重に話したということだが、その交渉次第では来週中にも正式決定される見通しだという。


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