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甲府・吉田が清水移籍へ、「地元だし自分に一番合っている」

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 ヴァンフォーレ甲府のDF吉田豊清水エスパルスに移籍することが分かった。25日から千葉県内で始まったU-22日本代表候補合宿。初日の練習後に報道陣の取材に応じ、「自分が試合に出られる保障はないけど、自分の良さだったり、伸び伸びプレーできるところを前提に考えた。地元だし、自分に一番合っているのかなと思った」と決断の理由を明かした。

「今までは甲府で9割方、自分が試合に出られるところにいて、周りの人に合わせてサッカーをしていた。もう一つ段階を踏んで、自分がやることによってさらに伸びるかなと思った」

 甲府のJ2降格が決まったこともあり、J1でのプレーを熱望。「そこはちょっと譲れなかった」と、J1クラブからのオファーを待った。静岡県富士宮市出身の吉田は静岡学園高から08年に甲府に入団。5年ぶりの地元復帰となる。

 12年はロンドン五輪が開催される。代表のボーダーライン上にいる吉田にとって新チームへの移籍はリスクも伴うが、「自分を追い込むというか、そうすれば代表でも力を出せるかなと思ってチームを変えることにした」と、新たなチャレンジに踏み切った。

(取材・文 西山紘平)

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