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扇原先制!清武ダメ押し!!U-23代表が5大会連続の五輪切符獲得

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[3.14 五輪アジア最終予選 日本2-0バーレーン 国立]

 ロンドン五輪アジア最終予選は14日、各地で最終戦を行い、C組のU-23日本代表はホームの東京・国立競技場でU-23バーレーン代表と対戦した。後半10分、MF扇原貴宏の同代表初ゴールで先制すると、同14分にも約半年ぶりの先発となったMF清武弘嗣が追加点。2-0の快勝で勝ち点15に伸ばしてC組首位を確定させ、5大会連続9度目の五輪出場を決めた。
 C組もう1試合はシリアがホームでマレーシアに3-0で勝利。勝ち点を12に伸ばし、C組2位でプレーオフに回ることになった。

 日本は4-2-3-1のシステムで、昨年11月27日のシリア戦(2-1)以来の招集となったFW大津祐樹を1トップで起用。清武が右MFで昨年9月21日のマレーシア戦(2-0)以来の先発出場を果たした。
[スタメン&布陣はコチラ]

 引き分け以上で自力での1位突破が決まる日本は守りに入ることなく、立ち上がりから積極的に攻撃を仕掛けた。前半2分、ロングボールを前線の大津が落とし、MF東慶悟が右足でミドルシュート。これはDFに当たってコースが変わり、ゴールのわずか左にそれたが、その後もボールポゼッションを高め、試合の主導権を握った。

 前半19分には小気味いいパス回しでバーレーンを翻弄。最後は左サイドを抜け出した東の折り返しにMF原口元気が頭で合わせたが、惜しくもGK正面に飛んだ。さらに20分、今度はDF酒井宏樹が右サイドを独力突破。一度は倒れながらもすぐに起き上がり、DF2人を抜き去ったが、マイナスの折り返しを大津がトラップミスしてしまい、チャンスを生かせなかった。

 ボールポゼッションでは上回る日本だが、コンパクトな守備でブロックをつくるバーレーンをなかなか崩し切れない。前半33分には扇原が左サイドに大きく展開し、DF比嘉祐介が右足でゴール前にクロスを上げるが、大津のヘディングシュートはゴール上に外れた。

 バーレーンは2トップを生かした速攻とセットプレーから好機をうかがう。前半35分には右CKから波状攻撃を見せ、こぼれ球を立て続けにミドルシュートで狙ったが、日本の守備陣も体を張ってブロック。同38分、FWアルフセイニが右サイドから仕掛け、比嘉をかわしてゴール前にクロスを上げる。ファーサイドまで流れて来たボールを酒井がヘディングでクリアしたが、あわやオウンゴールかとヒヤリとさせられるシーンだった。

 日本は前半44分、原口のスルーパスから左サイドを抜け出した東のマイナスの折り返しに比嘉が左足で合わせるも、GKの正面。前半終了間際のチャンスも生かせず、前半は0-0のまま折り返した。

 待望のゴールが生まれたのは後半10分だった。左サイドでボールを受けた比嘉が縦にスルーパス。原口が深い位置まで走り込み、マイナスに折り返すと、走り込んだ扇原が右足で合わせ、ゴールネットを揺らした。扇原の関塚ジャパン初ゴールが、ロンドンを大きくたぐり寄せる先制点。日本がようやく1-0とリードを奪った。

 さらに後半14分、原口のスルーパスから東が左サイドを抜け出し、ゴール前にクロス。正面に走り込んだ大津がつぶれ役となり、ボールがファーサイドに流れると、フリーの清武が右足を振り抜き、豪快にゴールネットを揺らした。

 2-0。勝利、そして予選突破を決定づけた日本は勢い付く。後半19分には清武のシュートが左ポストを直撃。同23分にも東の右FKにDF濱田水輝が頭で合わせたが、GKの好セーブに弾かれる。こぼれ球を狙った原口のシュートも枠を外れ、追加点こそならなかったが、完全にリズムをつかんだ。

 日本は後半31分、左腓腹筋挫傷から復帰したばかりの清武をベンチに下げ、FW永井謙佑を投入。永井は1トップに入り、大津が右サイドに出た。同37分には大津に代えてFW齋藤学をピッチに送り込む。最後まで攻撃の手を緩めず、バーレーンの押し切った日本。後半45分には扇原に代えて主将のMF山村和也も投入し、2-0でタイムアップのホイッスルが鳴る。5大会連続の五輪出場が決まった瞬間、選手たちは両手を天に突き上げ、喜びを爆発させていた。

(取材・文 西山紘平)

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