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熊本が圧倒もシュート精度欠きスコアレスドロー、ダヴィ不在の甲府は2戦連続無得点

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[5.13 J2第14節 熊本1-1甲府 熊本]

 ここ7試合勝ちのない(4分3敗)19位ロアッソ熊本はホームで8位ヴァンフォーレ甲府と対戦し、0-0で引き分けた。終始押し込みながらも1点が遠く、スコアレスドロー。8試合連続勝ちなしとなってしまった。一方の甲府はなかなかチャンスがつくれず、2戦連続の無得点。4戦勝ちなし(3分1敗)と勝ち星から見放されている。

 この日の熊本は序盤から果敢に攻め込んだ。前半17分には右CKから、こぼれを拾ったDF福王忠世が狙ったシュートはポスト左を叩く。跳ね返りに自ら詰めて、シュートを打つがGKに止められた。その後はFW五領淳樹がドリブルでチャンスを演出。前半35分には左サイドからドリブル突破。相手DFを突き放してクロスをいれたが、わずかにFW齋藤和樹には合わなかった。

 前半終了間際の40分にはMF原田拓のパスにFW崔根植が飛び込むがDFにクリアされた。幾度も決定機を迎えたが最後の場面で精度を欠き、0-0で前半を折り返す。

 後半に入っても攻撃の手を緩めない熊本。立ち上がりには立て続けにCKを獲得し、先制のチャンスを得たが得点にはつながらなかった。五領のドリブル突破から、MF藏川洋平がシュートを狙うがGKに止められる。終わってみれば甲府の5本を上回る10本のシュートを放った熊本だが、ゴールは遠く。0-0のスコアレスドローで試合を終えた。

 一方の甲府は2戦連続の無得点。FWダヴィを出場停止で欠く影響からか、この日はなかなかチャンスがつくれなかった。唯一、FW片桐淳至が個人技で持ち込んでシュートを放つも、枠を捉えることはできず。後半にはFW高崎寛之がようやくシュートを放つ。右クロスに飛び込み、頭で合わせたがポスト右を叩いた。1点が奪えないままに試合は終了。シュート数でも熊本を下回ると、無得点で4戦勝ちなし(3分1敗)となってしまった。

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