茨城ダービーはPK決着、水戸が鹿島に初勝利!GK笠原が止めて4回戦へ
[10.14 天皇杯3回戦 鹿島0-0(PK2-3)水戸 カシマ]
水戸ホーリーホックが鹿島アントラーズを0-0から突入したPK戦を3-2で下した。公式戦では8年ぶり3度目となった「茨城ダービー」。水戸が初の下剋上に成功した。
「粘り強く戦ってくれた。ピンチもあったが、全員が体を張ってくれた」。平静を装う西ヶ谷隆之監督だが、自然と白い歯がこぼれる。GK笠原昂史は「素直にうれしい。リーグ戦に繋げたい」と充実の汗をぬぐった。
意地と意地のぶつかり合いは、120分で決着が付かず、勝敗の行方はPK戦にゆだねられることになった。しかし、PKスポットの足場が悪かった影響もあり、先攻の水戸1人目FW馬場賢治が枠上に大きく外してしまう。また、鹿島の1人目MF本山雅志もクロスバーに当ててしまった。
その後は水戸が4人目まで成功。そして鹿島の4人目、MF山村和也が枠上に失敗。ただ、決めれば勝利が決まる水戸5人目のMF船谷圭祐のシュートは、GK佐藤昭大に完璧に止められてしまった。
しかしここでヒーローの誕生だ。鹿島の5人目はMF梅鉢貴秀。「(PK戦は)全員が決めてくれると信じて、思い切って飛ぼうと思った」。ボールは水戸GK笠原昂史の胸の中に収まった。
公式戦で初めて鹿島を下した水戸の4回戦進出は4大会ぶり。16強の抽選会は10月22日に行われる。
●第95回天皇杯特設ページ
水戸ホーリーホックが鹿島アントラーズを0-0から突入したPK戦を3-2で下した。公式戦では8年ぶり3度目となった「茨城ダービー」。水戸が初の下剋上に成功した。
「粘り強く戦ってくれた。ピンチもあったが、全員が体を張ってくれた」。平静を装う西ヶ谷隆之監督だが、自然と白い歯がこぼれる。GK笠原昂史は「素直にうれしい。リーグ戦に繋げたい」と充実の汗をぬぐった。
意地と意地のぶつかり合いは、120分で決着が付かず、勝敗の行方はPK戦にゆだねられることになった。しかし、PKスポットの足場が悪かった影響もあり、先攻の水戸1人目FW馬場賢治が枠上に大きく外してしまう。また、鹿島の1人目MF本山雅志もクロスバーに当ててしまった。
その後は水戸が4人目まで成功。そして鹿島の4人目、MF山村和也が枠上に失敗。ただ、決めれば勝利が決まる水戸5人目のMF船谷圭祐のシュートは、GK佐藤昭大に完璧に止められてしまった。
しかしここでヒーローの誕生だ。鹿島の5人目はMF梅鉢貴秀。「(PK戦は)全員が決めてくれると信じて、思い切って飛ぼうと思った」。ボールは水戸GK笠原昂史の胸の中に収まった。
公式戦で初めて鹿島を下した水戸の4回戦進出は4大会ぶり。16強の抽選会は10月22日に行われる。
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