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Jクラブ相手に2戦3発!! 磐田内定の筑波大FW中野誠也「やってやるぞという気持ちを強く持っていた」

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仙台を相手にゴールを決めた筑波大FW中野

[6.21 天皇杯2回戦 仙台2-3筑波大 ユアスタ]

 エースがチームに勢いをもたらす同点ゴールを奪った。1-2とJ1仙台相手にビハインドを背負って迎えた後半20分、筑波大はCKの好機を得る。背番号11を背負うFW中野誠也は、ゴール前でボールを待ち構えていた。

 右サイドから蹴り出されたCKはファーサイドへと向かう。DF小笠原佳祐が相手選手に競り勝って打点の高いヘッドで折り返すと、中野がヘディングで合わせボールはGK関憲太郎が伸ばした手の先を抜けてゴールマウスに収まり、貴重な同点ゴールが生まれた。

「試合を通して『やってやるぞ』という気持ちは強く持っていたし、泥臭い形ですが、決められて良かった」と、1回戦Y.S.C.C.横浜戦の2得点に続くゴールに喜びを表した。エースの一撃で同点に追い付いたチームは後半28分にMF三笘薫が決勝点を奪い、3-2の鮮やかな逆転勝利を収めた。

 3年次の今年1月に来季の磐田内定が発表されており、来季はJの舞台に戦いの場を移す中野。「当たりが強くて自分が体験したことないような力強さがあった」とJ1クラブとの対戦を振り返りつも、「これを機に自分の中で何か変わっていけたらいいと思う」とさらなる成長を誓った。


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