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同世代大学生に示したプロの意地…川崎F田中碧に明治大MF安部「見習うべきところあった」

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田中碧はフル出場だった

[7.3 天皇杯2回戦 川崎F1-0明治大 等々力]

 川崎フロンターレのMF田中碧は、同世代の明治大との対戦を「上手さもあるし、強さもあったので面白かった。(チームとしては)内容がどうかということはあるが、勝ち切れたのは良かった」と振り返った。

 田中は1998年9月生まれ。学年ではDF蓮川壮大(3年=FC東京U-18)やDF常本佳吾(3年=横浜FMユース)らと同じ大学3年生世代に当たる。

「(思うようなプレーを)やらせないことは意識していた」と意気込んで臨んでいた試合。「中盤より後ろの選手に運ばせないことはちょっとは出来たかな」とプロとしての意地をみせることが出来たと胸を張る。

 FC東京の特別指定選手として神戸戦などに出場している明治大のMF安部柊斗(4年=FC東京U-18)も、田中については「上手かったですし、球際もかなり激しく行けていた。見習うべきところはあったのかなと感じた」と脱帽していた。

 田中は先日まで行われていたトゥーロン国際大会にU-22日本代表の一員として出場。惜しくも決勝でブラジルに敗れる結果になったが、田中自身も代表への意欲を高める大会になったという。

 海外遠征を経験することでのコンディション調整の難しさを感じる様子の20歳は、「どのチームとやっても、どの環境でも個人として輝ける選手になりたい」と更なる成長を誓っていた。

(取材・文 児玉幸洋)
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