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札幌のU-18代表MF榊ゴールも水戸が延長戦制す

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[10.8 天皇杯2回戦 札幌2-3水戸 厚別]

 Jクラブ勢同士の対戦となったコンサドーレ札幌対水戸ホーリーホック戦は延長戦の末、水戸が3-2で勝利した。水戸は3回戦でG大阪vsSAGAWA SHIGA FC(滋賀)戦の勝者と対戦する。

 両クラブによると、試合は後半13分、MF小澤司のミドルシュートにより、水戸が先制。だが札幌は直後の14分、右クロスのこぼれ球をFW横野純貴が押し込み、同点に追いついた。札幌はさらに40分、MF岡本賢明のスルーパスで抜け出した札幌U-18所属のU-18日本代表FW榊翔太がGKとの1対1を決めて勝ち越しに成功する。だが、水戸は試合終了直前の43分、ゴール前の混戦から最後はMFロメロ・フランクが右足で同点ゴールを押し込んだ。

 札幌はこの日、U-18チームのCB奈良竜樹、MF荒野拓馬、MF前貴之が先発し、榊とDF小山内貴哉が交代出場。高校生5人の奮闘など水戸に食い下がったが、勝利したのは水戸だった。延長後半13分、MF小幡純平の左クロスのこぼれ球をMF小池純輝が右足で押し込んで決勝ゴール。水戸によると、競り勝った柱谷哲二監督は「立ち上がり札幌のモチベーションの高さと、普段出れない選手のモチベーションの高さに圧倒され、前半は自分たちのサッカーができなかった。後半はシステムをかえ、対応することができ、アグレッシブに戦うことができた。どっちが勝ってもおかしくない試合だったと思う」と振り返っていた。
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