セットプレーに希望?

　アイルランド代表は14日、EURO2012グループC第2節でスペインと対戦する。アイルランドGKシェイ・ギブンは、王者との一戦を前に、イングランドのプレーを参考にしなければいけないと語った。

　初戦でクロアチアに1-3と敗れたアイルランドは、王者スペインにも敗れればグループステージ敗退が決定する。勝ち点が必要となる一戦だが、ギブンは報道陣に対し、イングランドが昨年11月、国際親善試合でスペインを1-0と下したことが参考になるかもしれないと話した。

「僕らは、イングランドがウェンブリーでスペインを1-0で下したのを見た。だから、あれから何かをつかめるかもしれない。彼らがどう戦ったのかをね。僕らも似たようなことができることを願っている」

　アイルランドはクロアチア戦でセットプレーからゴールを奪っている。ギブンは、高さのあるアイルランドにとって、セットプレーは希望の光になるかもしれないと語った。

「彼ら(スペイン)が空中戦に関して大会のビッグチームじゃないのは知られている。そして、僕らのチームには大きな選手たちが何人かいるね。だから、うまくボールを入れることができれば、クロアチア戦でのゴールのように、ネットを揺らせる選手がいるかもしれない」

　ギブン自身は大会前にふくらはぎとひざの負傷で、満足のいくトレーニングをこなせなかった。ギブンはそれを認めながらも、コンディションに問題はないと強調している。

「できれば、この2週間でもっと練習をしたかった。それが影響するか?　いや、本当にそれはないよ。100%フィットしていなかったら、僕はプレーしなかっただろう。だから、大丈夫だったということさ」

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