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単なる“招待”ではない?「ラッシュフォードも最終メンバーの候補」とホジソン

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 単なる「体験招集」には終わらない可能性もあるのだろうか。イングランド代表のロイ・ホジソン監督は、マンチェスター・ユナイテッドFWマーカス・ラッシュフォードにもEURO2016に向けた最終メンバー入りの望みはあると主張している。

 ホジソン監督は16日に、EUROに向けた26名の代表候補メンバーを発表。その中には、今年2月にユナイテッドで衝撃的なデビューを飾った18歳のラッシュフォードの名前も含まれていた。

 事前の報道では、ホジソン監督はラッシュフォードの招集を検討してはいるものの、本大会へ連れて行くことは考えていないとみられていた。今回は練習に参加して経験を積ませるための「招待」でしかないという見方だ。

 だが、23名の最終メンバー決定までのアピール次第では、フランスへ行くことも不可能ではないかもしれない。ホジソン監督が次のように語ったとしてイギリスメディアが伝えている。

「もちろん、彼も候補の一人だ。彼にとっての競争はかなり大変なものではあるし、彼もそのことを理解している。だが、人数を増やした今回のメンバーに選ばれる資格が彼にはあると思う」

「最後の23名を選ぶまでに、彼が何をしてくれるかを見るのは楽しみだ。若い選手であり、これまでのような成長を続けていくのであれば未来のある選手であることは間違いないよ」

 一方で、これまで絶対的なエースとして君臨してきたユナイテッドFWウェイン・ルーニーにとっても、EURO初戦のロシア戦での先発出場が確約されているわけではないと指揮官は主張した。

「ルーニーはキャプテンであり、イングランド代表のために素晴らしい仕事をしてきた。予選を通して非常に重要な存在だったし、我々は彼に感謝している。だが、ロシア戦の前に3試合がある。そこで何が起こるかは誰にも分からない」

「もちろん、彼の方から開幕戦でプレーすることを要求しているわけではないと思う。彼が仕事に適した人物だと思えるのでない限り、私には彼を初戦のメンバーに選ばなければならないというプレッシャーがあるわけではない」

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