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マンU移籍1年目に満足のダルミアン、EUROに切り替え「もう1つトロフィーを」

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 マンチェスター・ユナイテッドのDFマッテオ・ダルミアン(写真=左)が移籍1年目のシーズンを振り返るとともに、イタリア代表として出場する可能性のあるEURO2016への意気込みを語っている。クラブ公式サイトが伝えた。

 ダルミアンは昨年7月にトリノから完全移籍でユナイテッドに加入した。開幕直後から定位置を確保し、同年8月にはクラブ月間MVPに選出されるなど順調なスタートを切ったが、その後は度重なる負傷を経験。それでも、今月21日に行われたクリスタル・パレスとのFA杯決勝(2-1)に後半途中から出場すると、チームが延長前半に退場者を出して10人となったあとも持ち味の守備力を発揮し、ユナイテッドの12度目となるFA杯優勝に貢献した。浮き沈みの多いシーズンとなったダルミアンだが、新天地での1年目に満足しているようだ。

「タイトルを取れるのは、いつだってすごく良いもの。とても嬉しいよ。これから多くのトロフィーを勝ち取りたい。僕にとっても1年目で、文化やフットボールの違いに適応するのは難しいけれど、できるだけ早く順応できるように努力した。最後にトロフィーを勝ち取れたし、良いシーズンになったよ」と、自らの手でつかんだタイトルを喜んだ。

 ダルミアンは6月のEURO2016に出場するイタリア代表候補メンバーの30人に選出されている。「足首を痛めたけれど、今は良い感じ。イタリア代表の最終選考を待たないといけない。でも、EUROには出場したいよ。選手にとっても選ばれるのは大きな名誉だし、もう1つトロフィーを勝ち取る良いチャンスになる。僕たちのグループ(ベルギー、アイルランド、スウェーデン)には厳しい相手が多いから簡単ではないけど、ベストを尽くす。楽しみだね」と、本大会のメンバー入りとその先の戦いへ視線を向けた。

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