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敗退に涙のブッフォン「夢のために最後の一滴まで汗を流した」

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 世界王者を倒すまで、あと一歩だった。だからこそ、落胆は計り知れないのかもしれない。イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンは、ユーロ2016準々決勝でドイツに敗れ、涙を見せた。

 先制されながらも追いついたイタリアは、延長戦でもドイツにゴールを許さず。PK戦では3人目を終えて2-1とリードした。だが、4人目のFWグラツィアーノ・ペッレと5人目のレオナルド・ボヌッチが外し、サドンデスに持ち込まれると、9人目のDFマッテオ・ダルミアンが失敗して敗れている。

 38歳のブッフォンは、2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)まで代表でのプレーを続ける意向だ。だが、ユーロは今大会が最後となる可能性が高い。2006年のW杯は制したブッフォンだが、ユーロではタイトルを手にすることができなかった。

 試合後、涙を見せたブッフォンは、イタリア『Rai』のインタビューで次のように述べた。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

「今夜はすごくショックだ。素晴らしいことを成し遂げたかと思った。最後の最後で封じられてしまったんだ。重要な軌跡を残した。この道を続ける必要がある。僕らは全力を尽くしたからだ。結果を残そうと、本当に僕らは最後の一滴まで汗を流したんだ。夢を追いかけるために」

「涙を見せた?それぞれに泣く理由がある。僕が残念なのは、このグループのこの仕事ぶりや、僕らがイタリア国民の心に目覚めさせたものは、唯一無二のことを成し遂げるに値したからだ。PK戦で相手の最初の5人中3人が外したのに、それでも勝てなかった。説明できない。本当に厳しい。夢まであと一歩だった。僕らは本当に倒すのが難しいチームになったんだ。すごく残念だよ」

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