beacon

イングランド、ヒディンクの次期監督就任も?「強力な候補者」に浮上か

このエントリーをはてなブックマークに追加

 イングランド代表の次期監督候補に、フース・ヒディンク氏の名前が浮上した。イギリス『デイリー・メール』が報じている。

 ユーロ2016でベスト16敗退に終わったイングランドは、退任したロイ・ホジソン前監督の後任を探している。イングランド人ではサンダーランドサム・アラダイス監督やエディ・ハウ監督らが候補と言われているところだ。

 一方、外国人指揮官も候補とされており、ドイツ代表チームマネージャーのオリバー・ビアホフ氏は、アメリカ代表のユルゲン・クリンスマン監督がイングランドサッカー協会(FA)と交渉していると明かした。アーセナルアーセン・ベンゲル監督やインテルロベルト・マンチーニ監督も候補とされている。

 だが『デイリー・メール』は、昨季途中からチェルシーを率いたヒディンク氏が「強力な候補者」として浮上したと報じた。69歳のヒディンク氏は最後の仕事で自分の力を示すことを望んでおり、若きイングランド人指揮官の“手本”となって、2018年W杯後にポストを譲るという。

 代表チームでは1998年W杯でオランダ、2002年W杯で韓国、2006年W杯でオーストラリアをそれぞれ躍進させ、ユーロ2008ではロシアをベスト4に導いている。

 だが、ロシアでは2010年W杯予選を突破できず、ユーロ2012でもトルコを率いて予選敗退。ユーロ2016でもオランダ代表で不振にあえぎ、予選途中で退任した。

 イングランドはユーロ本大会の決勝トーナメント1回戦で伏兵アイスランドに敗れた。ヒディンク氏もオランダを指揮して予選でアイスランドに敗れている。そのため、ヒディンク氏をイングランドの新監督とすることへの懸念の声もあるようだ。

『デイリー・メール』は、FAの目標が9月4日に行われる2018年W杯予選スロバキア戦までに新監督を据えることとしつつ、U-21イングランド代表のガレス・サウスゲート監督に暫定的に指揮を委ねる可能性も消滅していないと報じている。

●EURO2016特設ページ
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP