イタリア代表の主将DFジョルジョ・キエッリーニが10日、EURO2020開幕戦の前日会見に出席し、意気込みなどを語った。

　ロベルト・マンチーニ率いるグループAのイタリアは11日、ローマでキックオフを迎えるEURO2020開幕戦イタリア対トルコに臨む。主将のキエッリーニは、イタリアが2018年ロシア・ワールドカップ出場権を逃すこととなったスウェーデンとのヨーロッパ予選プレーオフを振り返りつつ、今大会での挽回を目指している。

「僕らの準備はできていると思う。可能な限り最高の準備をしてきた。その答えはピッチで出るはずだが、可能な限り最高のコンディションで臨めるようにしたい。ワクワクしているが、EURO2020のような大会には困難や障害が待ち受けていることも分かっている。拮抗した戦いになるだろうし、難しいだろうが、僕らの準備は整っている」

「リベンジし、再び主役として大会を過ごしたいという気持ちが強い。2017年にミラノで行われたイタリア対スウェーデン戦のことは、まだ心の中に残っていて、消し去ることができない。しかし僕たちはあの失望を熱意へと変えてきた。ピッチに立って、みんなと一緒に感動を味わう瞬間が待ちきれないよ」

「開幕戦なので、いっそう不思議な感じがする。僕らの試合が初戦なので、イタリアにとってもトルコにとっても、未知の部分や困難なことがあるかもしれない。しかし感動の一夜になるはずだ。このチームには責任感やこのような大会で偉業を達成するために必要なクレイジーさもある。肩の力を抜いて試合に臨みたい」

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