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絶好調のイタリアだが…ベッラッティは“手のひら返し”危惧「最初に批判するのは賛辞を贈る人たち」

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イタリア代表MFマルコ・ベッラッティがUEFAのインタビューに応じ、EURO(ユーロ)2020決勝トーナメントへ向けて意気込みなどを語った。

EURO2020開幕戦から3連勝を飾り、グループA首位で突破を決めたイタリア。26日にウェンブリー・スタジアムで行われる決勝トーナメント1回戦では、オーストリアとの対戦を迎える。イタリアは直近の30試合で無敗と好調を維持しているが、ヴェッラッティは警戒を緩めない。

「決勝トーナメントであり、非常に難しい試合になるだろう。この舞台において簡単な試合などない。例えばドイツ対ハンガリーでは、ドイツは試合終了の数分前まで敗退の危機にあった。だから、引き続きこれまで通りの戦いをしたい。闘志や意欲、勇気をもってプレーすれば、偉大な試合ができるはずだ。それに目標を立てなければ、到達するのは難しい。毎試合で勝利を収めようという意欲、夢、目標を常に抱いていなければならない。それでこそ、プラスアルファの何かを達成できるはずだ。こういった試合においては、小さな細部が試合を変えることもよくある」

そして“手のひら返し”を危惧しつつ、冷静かつ全力を尽くさなければらないと意気込んだ。

「ピッチでは毎試合、命がけで戦い、トーナメントを通過するために全力を尽くさなければならないことは分かっている。野心を抱くべきではあるが、僕ら自身のこともよく考えるべきだ。チームが上手く行かなくなったとき、最初に僕らを批判するのは、今、僕らに賛辞を贈っている人たちだろうからね」

「勝ち進むにつれてプレッシャーは増す。トーナメントでは、試合終了後に夢が続くのか、それとも帰宅することになるのかが決まる。しかしチームには、こういったことに気を取られない若手選手たちもいるので良い兆候だ。あまり考えすぎず、ちょうど良い熱意が必要だと思う」

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