Fリーグは15日、プレスカンファレンスを行い、全10クラブの代表選手が代々木第一体育館に集まり、各メディアの取材に応じた。昨シーズンの4位・バサジィ大分のFP仁部屋和弘は、ゲキサカのインタビューに応じ、16日に代々木第一体育館で開幕を迎える2012シーズンヘの意気込みを語った。

―バサジィ大分はどのようなチーム?
「大分は雰囲気が良いですよ。Fリーグで、最もまとまっているチームだと思います」

―どんなフットサルをやっている?
「やっぱりドリブルが上手い選手が多いですし、見ていてワクワクするプレーを各選手ができることが特徴です。非常に攻撃的なチームに仕上がったと思うので、今シーズンは良いプレーを見せることができたら良いなと思いますね。セットプレーでも、他のチームが絶対にしないようなことをするので、お客さんにとっては『こんなプレーもあるんだ』っていう発見があると思います」

―Fリーグ2012への意気込みは?
「デウソン神戸の原田(浩平)くんが『魅せる』と言っていたのが聞こえていたのですが…僕たち大分は、手堅くやっていく(笑)。とりあえずプレーオフに進出する3位以上に入ることを目標にやっていきたいと思いますね。プレーオフに進出して、優勝できるようにチーム一丸となって戦いたいです」

―今年はW杯もある?
「そこに選ばれるかどうかも、すべてバサジィでどれだけコンスタントに力を発揮できるかにかかっていると思うので、頑張りたいと思います」

―チームのキープレーヤーは?
「僕、個人的には定くん(GK定永久男)を挙げたいですね。昨年はケガをしていましたしね。まぁ、昨年は僕を含めてケガ人がすごく多かったので、今年はケガが少ないようにしたいです。やっぱり定くんが出ることでチームが安定しますし、今シーズンは昨シーズン以上に活躍していただければ、うれしいなと思います。失点が減れば大分は3位以内が見えてくると思いますし、GKはすごく大事なポジションなので」

―16日、17日のセントラル2試合に向けての公約を。
「2連勝します。神戸の原田くんも言っていましたよね?　2節で対戦するので、どっちかは公約破っちゃいますね。でも、僕たちは負けませんよ」

　バサジィ大分は16日の第1節で府中アスレティックFCと戦い、17日の第2節でデウソン神戸と対戦する。

(取材・文　河合 拓)