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AFCフットサル・クラブ選手権 名古屋が5-2で大会初勝利を挙げる

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 AFCフットサル・クラブ選手権は2日に大会2日目を迎え、Fリーグ王者として出場している名古屋オーシャンズはタイのGH Bank RBACと対戦した。前日のArdus FC戦を3-4で落としていた名古屋は、FP森岡薫の2ゴールなどでリードすると、パワープレーに出た相手から確実にゴールを挙げて、5-2で勝利を挙げた。

 前半2分、FP木暮賢一郎のCKから森岡が先制点を挙げた名古屋は、5分にも右サイドから木暮が折り返したボールを受けた森岡が、DFをかわして追加点を挙げ2-0とリードを広げる。直後にはビルドアプのミスから速攻を受け、1点を返されたが、その後のピンチはGK川原永光を中心に凌ぐ。15分にはFP吉川智貴が木暮とのワンツーで抜け出し、GKの頭上を抜く鮮やかなループシュートを決めた。しかし、18分に1点を返されてしまい、前半は3-2で折り返す。

 後半に入ると同点ゴールを目指すGH Bankの猛攻が続く。それでも名古屋はGK川原が得点を許さずに、1点のリードを守り続ける。残り4分になりGH Bankはパワープレーを仕掛けてきたが、名古屋の守備は集中を切らさない。後半18分にはFP渡邉知晃が相手の強烈なシュートをブロックすると、そのままコロコロと転がったボールは無人のGH Bankゴールに入り、ラッキーな形で名古屋が追加点を挙げる。その1分後にも、FP北原亘が無人のゴールにシュートを決め、名古屋が5-2で勝利した。

 試合後、名古屋のアジウ監督は「相手はとても組織され、良い選手もいるチームだったため、試合をコントロールするために創造力、賢さが必要でした。初戦に敗れて勝利が必要でしたが、とても良いチームを相手に難しい試合を強いられました」と語り、3日に行われるレバノンのAll Sports戦に向けて「彼らの試合を見ましたが、今大会で最高のチームの一つだと考えています。注意深く戦う必要があるでしょう」と警戒した。

GH Bank 2-5名古屋オーシャンズ
[G]サイソーン(5分)、スプハウット(18分)
[名]森岡薫2(2分、5分)、吉川智貴(15分)、渡邉知晃(38分)、北原亘(39分)

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