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6年目のFリーグ開幕。王者・名古屋はF参入の浜松を8-1で圧倒

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[6.16 F第1節 名古屋オーシャンズ8-1 浜松 代々木第一]

 Fリーグ2012は16日に代々木第一体育館で開幕を迎え、6連覇を目指す名古屋オーシャンズは、今季よりFリーグに参入したアグレミーナ浜松と対戦した。前半7分に浜松のオウンゴールで先制した名古屋は、攻からFPラファエル・サカエが追加点を挙げて前半を折り返す。後半開始直後にも、立て続けに得点を重ねた名古屋は、浜松のFP向島佑介に1点を返されたが、その後も主導権は譲らず。FP森岡薫、FP逸見勝利ラファエルが、それぞれ2ゴールを挙げ、8-1で勝利した。

 試合を終えて名古屋のアジウ監督は「シーズンの最初の試合で良い試合ができたと思います。結果だけでなく、内容もミスの少ないゲームができました。日本代表選手が合流してからの期間も短く、ケガ人も多い状況だったので、これからもっと良くなると思いますし、さらにチームコンセプトを浸透させていきたいと思います」と語った。

 名古屋のキャプテンFP森秀太も「リーグの初戦は、特別で難しい試合になるのですが、リスクをかけてチャンスをつくり。攻めるという戦いができて、勝てたことは良かったと思います」と初戦の勝利に安堵した。

 Jリーグの鹿島アントラーズに10年まで所属していた浜松のFP笠井健太は、名古屋の印象について、「勝負所に強いというのは感じましたね。鹿島にいたときはギリギリの勝負の所で勝っていたので、チームが優勝していたと思いますが、そこに通じるものは感じました」と名古屋を称え「僕たちの足りないものは浮き彫りになったので、細かいところを詰めていきたいと思います」と前を向いた。

 明日の第2節で、名古屋は湘南ベルマーレと、浜松はエスポラーダ北海道と戦う。

(取材・文 河合拓)

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