beacon

AFCフットサル・クラブ選手権 名古屋は準決勝敗退で3位決定戦へ

このエントリーをはてなブックマークに追加
 AFCフットサル・クラブ選手権は5日に準決勝を行い、Fリーグ王者の名古屋オーシャンズは、イランのSanaye Giti Pasandに3-6で敗れ、2大会連続の決勝進出は果たせなかった。名古屋は6日に、3位決定戦を戦う。

 名古屋はFPラファエル・サカエに続き、グループステージで負傷したFP木暮賢一郎がベンチ外になり、FPを6人で回さないといけない苦しい戦いを強いられる。それでも、前半7分にはFP渡邉知晃からのパスを受けたキャプテンのFP森秀太のゴールで先制する。しかし、前半14分、19分と得点を許し、1-2のビハインドで後半を迎えた。

 後半5分に一度はFP吉川智貴のゴールで同点に追いついたものの、個の能力の高いSanaye Gitiに押し込まれる展開が続く。GK川原永光の好守もあり、無失点に抑えていたが、後半17分にゴールを許してしまった。その後、パワープレーで反撃に出たが得点は40分の1点のみ。逆に無人のゴールに3点を許した結果、前回大会王者の名古屋は3-6で敗れ、6日に行われる3位決定戦を戦うこととなった。

 試合後、名古屋のアジウ監督は「私たちのチームからは多くの選手が(日本代表として)AFCフットサル選手権にも参加していたため、理想的な準備ができたとは言えなかった。木暮を含め、数人の選手の状態は良くなかったが、それでも懸命にプレーしてくれた彼らに、不満は何もない。結果として大差は付いたが、フットサルでは良くあることであり、ワンサイドゲームだったわけではない。終盤にリスクを冒して攻めなければいけない状態だったから、自然なことだ。この大会を戦えたことは良かったと思っている。アジア中から質の高いチームが集まった。この大会に対する私たちの選手たちの取り組みは、理解されるべきものだ」とコメントしている。

Sanaye Giti Pasand 6-3名古屋オーシャンズ
[S]エスマエルプル3(14分、39分、40分)、カゼミ(19分)、ナスラバディ(37分)、サンミ(38分)
[名]森秀太(7分、)、吉川智貴(25分)、森岡薫(40分)

TOP