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[フットサルW杯2012] スペインがロシアの挑戦を退け、ベスト4進出!!

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[11.14 フットサルW杯2012 スペイン3-2ロシア ニミブット]

 フットサルW杯2012は14日、準々決勝の4試合を行い、ニミブットスタジアムで開催された第2試合では、スペインとロシアが対戦した。前半を3-1で折り返したスペインは、後半も堅い守りを見せてロシアに得点を許さない。しかし残り7分強、ロシアがパワープレーに出ると、オウンゴールから1点を返されてしまう。その後もロシアは決定機をつくりつづけたが、GKフアンホが好セーブを連発し、その後は得点を許さない。結局3-2でスペインがロシアを退け、準決勝進出を果たした。

 前半2分にFPシリロのゴールでロシアに先制されたスペインだったが、慌てることなくゲームを進めた。前半4分にFPフェルナンドンの落しを受けたFPオルティスが、右足のつま先でダイレクトシュート。これが決まって同点に追い付くと、同14分には前線でマークを外してフリーになったオルティスが、フェルナンドンからの縦パスを受ける。タメをつくって走り込んだフェルナンドンにボールを返すと、これをフェルナンドンが決めて2-1とスペインが逆転に成功した。

 完全に試合の主導権を掌握したスペインは、その後もロシアゴールに迫っていく。迎えた前半19分、右サイドを突破したFPアレモンが折り返したボールがFPロサーノの前に転がる。ロサーノの最初のシュートは左ポストに嫌われたが、ボールは再びロサーノの前に転がった。これを落ち着いて蹴り込み、スペインが2点をリードして前半を終えた。

 後半に入り、ロシアが猛攻を仕掛ける。しかし、スペインもGKフアンホが好セーブを見せて、得点を与えない。後半13分、ロシアはパワープレーを仕掛けると、直後にエデル・リマのシュートをGKフアンホが弾くが、これが味方に当たってゴールに入り、オウンゴールで1点差に迫った。その後もロシアは圧力を掛け続けるが、スペインの牙城は崩せず。3-2で逃げ切ったスペインが4強入りを果たしている。

 この結果、16日の準決勝はブラジルvsコロンビア、イタリアvsスペインというカードに決定した。

(取材・文 河合拓)

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