第91回全国高校サッカー選手権兵庫県大会は4日、準決勝を行い、滝川二と神戸弘陵が決勝へ進出した。

　今夏の全国総体に出場した神戸科学技術と対戦した滝川二は0-0の後半37分、FW寺田凌からのパスを受けた途中出場のMF木下稜介が決勝ゴール。世界的なスカウトプロジェクト、ナイキ「THE CHANCE」で世界最終16名に名を連ねた逸材、木下の一撃によって2年前の全国王者・滝川二が決勝進出を決めた。

　また市立尼崎と対戦した神戸弘陵は前半11分にMF江坂巧が直接FKを決めると、16分にMF長谷川覚之、33分にもFW中村祐輝が加点するなど7-1で大勝。12年ぶりの全国大会出場へ王手を懸けた。

　決勝は11日、ホームズスタジアム神戸で開催される。
　
【兵庫】
[準決勝]
神戸科学技術 0-1 滝川二
市尼崎 1-7 神戸弘陵

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