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[選手権予選]仙台城南が前回王者・東北撃破!仙台育英、聖和学園、宮城県工も4強へ:宮城

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 第93回全国高校サッカー選手権宮城県予選は26日、準々決勝を行った。

 昨年度優勝の東北高が敗れた。東北監督として同校を26年間率いた経歴を持つ大森貞夫監督率いる仙台城南高と対戦した東北は前半、仙台城南DF駿河拓弥に先制ヘッドを決められると後半にもカウンターからPAへ侵入したFW阿部悠佑をファウルで止めてしまいPKを献上。これをMF田村丈一郎に左足で決められてしまう。東北は後半アディショナルタイムにMF渡辺巧が左足で直接FKを決めて1点を返したものの、逃げ切った仙台城南がベスト4進出を決めている。

 ヴァンフォーレ甲府内定のCB熊谷駿擁する夏の王者・仙台育英高は富谷高と対戦。前半14分にMF下河原琢未が左足FKを決めて先制すると、25分にもMF小畑広大の折り返しをMF鈴木健太が決めて2-0と突き放す。33分にも右CKをCB加藤陽介主将が頭で決めた仙台育英は、後半にも4点を加えて7-0で大勝した。

 プリンスリーグ東北得点王のFW坂本和雅擁する聖和学園高東北学院高との一戦は、前半31分に坂本の直接FKによって聖和学園が先制。だが東北学院は1分後にMF久保田歩が左サイドからのFKをねじ込んで同点に追いつく。だが聖和学園は後半18分にMF二ツ矢豪からのパスを受けた坂本が左足で決めて勝ち越し。さらに33分にも坂本がこの日3点目となるゴールを決めて3-1で勝った。

 利府高宮城県工高戦は、2点を先取され宮城県工がMF佐々木優の2ゴールと1年生FW佐藤祐太のゴールで大逆転。宮城県工は3-2で迎えた試合終了間際にも佐々木が右サイドから左足のスーパーミドルを叩き込んで4-2で逆転勝ちした。

 準決勝は1日に行われ、仙台育英と宮城県工、仙台城南と聖和学園がそれぞれ対戦する。

【宮城】
[準々決勝]
仙台育英高 7-0 富谷高
利府高 2-4 宮城県工高
東北高 1-2 仙台城南高
東北学院高 1-3 聖和学園高

[写真]前回優勝の東北撃破を喜ぶ仙台城南イレブン
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