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[MOM1231]前原MF當山隆馬(3年)_沖縄3冠王者の司令塔

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.15 全国高校選手権沖縄県予選決勝 前原高 3-3(PK5-4)西原高 西原町民陸上競技場]

 PK戦の末に35年ぶりとなる優勝を決めた決勝後、和仁屋恒輝監督が「自分たちのパス、ポゼッションは(全国でも)ある程度通用すると。その質を高めようと取り組んで臨んだ選手権でした」と語ったように前原高は大会を通じて質の高いポゼッションを披露。新人戦、総体予選に続く3冠達成も懸っていた決勝では一時逆転されたが、焦ることなく、ボールを繋ぎ続けて3得点を奪い、PK戦の末に全国出場を果たした。

 前原の攻撃サッカーの中心にいたのが司令塔・MF當山隆馬(3年)だ。165cmと小柄だが、チームの攻撃の柱。沖縄ナンバー1MFの声もある當山はその技巧で違いを示した。西原は相手のキーマンに対して人数をかけて封じようとしたが、當山は止まらない。正確にボールを動かしながら、処理の難しいボールも確実にコントロールして攻撃を途切れさせない。そしてPAへのラストパスがチャンスを生み出した。豊富な運動量も武器とする司令塔。後半4分には同点ゴールをアシストするなど勝利に大きく貢献した。

 前原にとって35年ぶりの全国大会。エースFW田里駿主将(3年)は組み合わせ抽選会の場で「自分たちの持ち味を見せて、先輩たちの結果を越えたい」と誓った。全国初戦で八千代高(千葉)に0-1で敗れた先輩たちを越えて白星を挙げるためには當山の活躍が欠かせない。

(取材 長濱耕樹)

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