beacon

[MOM3016]山形中央DF竹田憂斗(3年)_安定感あふれる守備でPK勝ち引き寄せる

このエントリーをはてなブックマークに追加

山形中央DF竹田憂斗(3年)はヘディングの強さや安定したカバーリングを見せ、無失点に大きく貢献

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.2 選手権予選決勝 山形中央0-0(PK5-4)米沢中央 NDスタ]

 準決勝、決勝とスコアレスでのPK戦勝利で全国への切符をつかんだ山形中央高。その中で大きな存在感を放ったのはDF竹田憂斗(3年)だった。

 この日も米沢中央高にペースを握られる苦しい展開だったが、「守備の時間は続きましたが、体を張って守ることができました」と、ヘディングでの競り合いやクロスボールのはね返し、対人勝負での強さを見せ、無失点での勝利に大きく貢献した。「ヘディングは自分の自信のあるところで誰にも負けません」。175cmと決して大柄ではないが、タイミングの良いヘディングできっちりと相手に競り勝つ。

 ロングフィードの精度も高い。「今日はあまり相手がロングフィードに食いついてくれませんでしたが、相手のセンターバックとウィングバックの間のスペースを狙っていました」としっかり狙ったところへボールを供給していた。

 センターバックでコンビを組むDF庄司宙ノ介(2年)も「今回は憂斗さんに助けられるプレーが多かったので、全国では逆に助けるようなプレーをしたいですね」と絶大な信頼を置いている。庄司と共に全国の舞台でも鉄壁のDFラインを築き、チームの勝利に貢献したい。

(取材・文 小林健志)
●【特設】高校選手権2019

TOP