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昨年度全国16強の國學院久我山が4-0発進:東京A

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前半32分、國學院久我山高がドリブルシュートで先制点

[10.10 選手権東京都Aブロック1回戦 國學院久我山高 4-0 城東高 駒沢2]
 
 10日、第99回全国高校サッカー選手権東京都2次予選が開幕した。昨年度全国16強の國學院久我山高はAブロック1回戦で都立勢の城東高と対戦し、4-0で快勝(両校メンバー非公表)。國學院久我山は18日の2回戦で東大和南高と対戦する。

 昨年の全国経験者を複数残す國學院久我山が、雨中の悪コンディションで開催された初戦を4-0で制した。前半からボールを握る時間を増やし、2シャドー、アンカーの選手からのスルーパスや飛び出しを交えた攻撃。そして、両翼の選手の突破やグループでの崩しでサイドを攻略し、ゴール前のシーンを作り出した。

 城東はDFラインの選手たちが対人守備やカバーリングの部分で健闘。前線・中盤の選手のプレスバックも献身的だった。そして、GKが1試合を通じてビッグセーブを連発。また、前半の給水タイム前頃からは、自信を持ってビルドアップにもチャレンジする。そして、前線の選手がサイドでDFと入れ替わり、相手ゴールへ迫るようなシーンも作った。

 だが、國學院久我山は、前半32分に右中間からのドリブルシュートで先制。後半5分にもスルーパスから獲得したPKを決めて突き放す。城東もサイド攻撃でゴール前までボールを運んだが、わずかに判断が遅れたところを相手DFに寄せられてしまい、シュートを打ち切ることができない。

 逆に國學院久我山は、15分に右ショートコーナーからの左足ミドルで3点目。その後、再三の決定機を活かせずにいたが、40分にも右サイドからのクロスで4点目を奪い、4-0で快勝した。

(取材・文 吉田太郎)
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