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[選手権]柳ヶ浦が大分に競り勝って18年ぶり2度目の全国出場権獲得!:大分

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柳ヶ浦が18年ぶりの全国行きを決めた

[11.19 選手権大分県予選決勝 柳ヶ浦2-1大分 レゾド]

 第102回全国高校サッカー選手権大会の大分県予選決勝が19日に行われ、柳ヶ浦高大分高に2-1で競り勝って、2005年度の第84回大会以来、18年ぶり2回目の全国選手権出場を決めた。

 2年連続出場を狙う大分と、18年ぶりの全国出場を目指す柳ヶ浦の決勝戦。選手権決勝での対戦は4年ぶりとなるが、今季は新人戦、インターハイ予選のいずれもの準決勝で対戦。1勝1敗と互角の戦いを繰り広げてきた。

 前半から実力拮抗の展開となった。まずは前半19分に柳ヶ浦がMF池田琉生(3年)の左クロスから、ファーで頭で合わせたFW曽根虎大郎(3年)のゴールで先制。しかし直後の同23分に大分もFW吉賀駿斗(3年)がエリア内でボールを奪って横パス。これをMF重田啓佑(3年)が決め切って、すぐさま同点に追いついた。

 前半終盤には柳ヶ浦がゴール前で連続してFKのチャンスを獲得する。しかし前半31分に池田が左足で狙ったシュートや、同34分にMF橋本琉唯(3年)が右足で蹴ったシュートは、いずれもGK松木明翔(3年)の好セーブに阻まれて、得点にはならなかった。

 ただ後半11分、柳ヶ浦に勝ち越し点が生まれる。右サイドで獲得したCKを浮き球で繋ぐと、橋本のヘッドはGK松木に防がれたが、こぼれ球をすぐにDF外園優心(2年)が蹴り込んで2-1とする。対する大分も同34分にこぼれ球を拾ったFW清水和(2年)が決定機を迎えるが、シュートはわずかに右に外れる。終盤、交代枠を使いながら逃げ切った柳ヶ浦が、18年ぶりの全国切符を掴んだ。

●第102回全国高校サッカー選手権特集
児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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