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3年ぶりに選手権の舞台に戻ってきた市立船橋、MF太田隼剛「観客を感動させ、全国優勝したい」…初戦は高川学園と対戦

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市立船橋高MF太田隼剛

 “激戦区”千葉県を制した市立船橋高が、3年ぶり24回目の選手権の舞台に立つ。

 千葉県予選決勝では前年度王者の日体大柏と激突。前半で3点を先行すると、後半4分にエースFW郡司璃来のこの日2点目でリードを広げる。10分に日体大柏に1点を返されるも、21分に郡司のハットトリックとなるゴールで突き放し、5-1の快勝。3年ぶりに選手権の舞台へとたどり着いた。

 リモートでの抽選会に出席したのは、キャプテンを務めるMF太田隼剛。2大会連続で出場した夏の高校総体では準々決勝で日大藤沢(神奈川2)に屈したこともあり、“自分たちの代”では初となる選手権の舞台での目標は当然、日本一となる。

「観客を感動させ、目標である全国優勝をしたい」

 抽選の結果、1回戦の対戦相手は高川学園高(山口)に決まった。高川学園の印象を「攻守においてバランスがよく、ハードワークできるチーム」と語ったように、難敵との一戦を迎える。日本一という目標達成のため、まずは初戦に照準を合わせて準備を進めていく。

 一方、第100回大会でベスト4進出と旋風を巻き起こした高川学園も虎視眈々と初戦突破を狙う。抽選会に出席したDF藤井蒼斗主将は、「千葉県という激戦区を突破して、決勝戦でも大差をつけて勝っているチームなので、やるのが楽しみ」と初戦に向けての意気込みを示しつつ、「今年のチームはハードワークが売り。11人全員がしっかり走って戦い、第100回大会のベスト4を超えられるように頑張りたい」と力強く語った。
●第102回全国高校サッカー選手権特集
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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