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選手権組み合わせ決定!前回王者・岡山学芸館と尚志、青森山田と飯塚が初戦で激突!

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第102回選手権で国立決勝の舞台に立つのは?

 20日、第102回全国高校サッカー選手権の組み合わせ抽選会が行われた。全国大会出場を決めている47校の代表選手たちがオンラインで抽選会に参加。1、2回戦の対戦カードが決まった。

 初戦で注目カードが実現した。前回大会優勝校で第1シードの岡山学芸館高(岡山)とプレミアリーグ勢の尚志高(福島)が初戦となる2回戦で激突することが決定。MF田口裕真主将(3年)やGK平塚仁(3年)ら前回大会経験者を中心に連覇を狙う王者と、ともにU-19日本代表のMF安齋悠人(3年)とMF神田拓人(3年)をはじめ、攻守に強力な陣容の有力校がいきなり対戦することになった。

 また、プレミアリーグEAST首位で、2年ぶりの優勝を狙うV候補・青森山田高(青森)は、岡山内定DF藤井葉大主将(3年)が軸の福岡王者・飯塚高と初戦。12月28日に東京・国立競技場で開催される開幕戦は、早稲田実高(東京B)対広島国際学院高(広島)の初出場対決となった。

 清水内定のエースFW郡司璃来(3年)を中心に戦後最多タイとなる6度目の優勝を狙う市立船橋高(千葉)は、U-17日本代表候補FW山本吟侍(3年)に注目の高川学園高(山口)と初戦。今夏のインターハイ3位で、水戸内定左SB尾野優日(3年)を擁する日大藤沢高(神奈川)と滋賀の強豪・近江高との一戦も好カードだ。

 今夏のインターハイで初優勝を果たし、夏冬連覇を狙う明秀日立高(茨城)は四国屈指の強豪・徳島市立高(徳島)と初戦で対戦する。京都府予選決勝で前回大会準優勝校の東山高を破った京都橘高(京都)は今大会の第2シード。2回戦で優勝歴を持つ富山一高(富山)と戦う。また、東京V内定GK中村圭佑主将(3年)、徳島内定MF高田優(3年)、川崎F内定FW神田奏真(3年)のJクラブ内定トリオを擁する静岡学園高(静岡)は明徳義塾高(高知)と初戦で戦うことが決まった。

 21年度大会準優勝、22年度大会3位の大津高(熊本)は岩手の伝統校・遠野高と初戦。水戸内定MF碇明日麻主将(3年)を中心に悲願の初優勝を狙う。昨年のインターハイ優勝校で注目GK雨野颯真主将(3年)が牽引する前橋育英高(群馬)対立正大淞南高(島根)戦、今夏のインターハイ8強の矢板中央高(栃木)対東海大大阪仰星高(大阪)戦、帝京長岡高(新潟)対長崎総合科学大附高(長崎)戦なども注目だ。

 現在開催中のU-17ワールドカップでゴール連発中のU-17日本代表FW高岡伶颯(2年)に注目の日章学園高(宮崎)は、初出場校の名古屋高(愛知)と初戦。プレミアリーグ勢の昌平高(埼玉)は奈良育英高(奈良)、米子北高(鳥取)は山形明正高(山形)との初戦からそれぞれ全国大会をスタートする。

 唯一代表校が未定の鹿児島県予選は、12月15日に準決勝、同16日に決勝が開催予定。4強入りしている神村学園高出水中央高鹿児島城西高鹿児島実高の勝者が、全国大会初戦で松本国際高(長野)と戦う。なお、12月28日の開会式で実施される選手宣誓は名古屋のDF田中響貴主将(3年)が担当。決勝は24年1月8日に国立競技場で行われる。

1、2回戦の組み合わせは以下の通り
【1回戦】(23年12月28、29日)
北海高 - 大手前高松高
名古屋高 - 日章学園高
帝京長岡高 - 長崎総合科学大附高
市立船橋高 - 高川学園高

早稲田実高 - 広島国際学院高
静岡学園高 - 明徳義塾高
昌平高 - 奈良育英高
山形明正高 - 米子北高

仙台育英高 - 神戸弘陵高
前橋育英高 - 立正大淞南高
矢板中央高 - 東海大大阪仰星高
明秀日立高 - 徳島市立高

帝京三高 - 初芝橋本高
堀越高 - 今治東中等教育学校
帝京大可児高 - 柳ヶ浦高
丸岡高 - 佐賀東高

【2回戦】(23年12月31日)
岡山学芸館高 - 尚志高
(北海高 - 大手前高松高の勝者) - (名古屋高 - 日章学園高の勝者)
(帝京長岡高 - 長崎総合科学大附高の勝者) - (市立船橋高 - 高川学園高の勝者)
星稜高 - 四日市中央工高

青森山田高 - 飯塚高
(早稲田実高 - 広島国際学院高の勝者) - (静岡学園高 - 明徳義塾高の勝者)
(昌平高 - 奈良育英高の勝者) - (山形明正高 - 米子北高の勝者)
遠野高 - 大津高

鹿児島県代表 - 松本国際高
(仙台育英高 - 神戸弘陵高の勝者) - (前橋育英高 - 立正大淞南高の勝者)
(矢板中央高 - 東海大大阪仰星高の勝者) - (明秀日立高 - 徳島市立高の勝者)
日大藤沢高 - 近江高

明桜高 - 名護高
(帝京三高 - 初芝橋本高の勝者) - (堀越高 - 今治東中等教育学校の勝者)
(帝京大可児高 - 柳ヶ浦高の勝者) - (丸岡高 - 佐賀東高の勝者)
富山一高 - 京都橘高

●第102回全国高校サッカー選手権特集
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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