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インターハイ3位の日大藤沢は選手権2回戦で近江と対戦! 主将・佐藤春斗「神奈川県として初の日本一に」

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インターハイでは3位と好成績を収めた日大藤沢

 インターハイで3位に輝いた強豪が再び全国での躍進を誓った。第102回全国高校サッカー選手権の組み合わせ抽選会が20日に行われ、日大藤沢高(神奈川)は2回戦(12月31日)で近江高(滋賀)と対戦することが決まった。

 日大藤沢は強豪ひしめく神奈川県予選を2年連続で制し、7回目の選手権出場を決めた。主将・MF佐藤春斗(3年)はオンラインでの代表インタビューでプレースタイルを語る。「得意なボールを握るサッカー、インターハイから磨いてきた粘り強い守備を中心に見せたい」と力を込めた。

 インターハイでは優勝校・明秀日立高(茨城)に1-3で敗退。あと一歩及ばなかった悔しさは強い。佐藤は「全国で通じた部分、通じなかった部分がある」と振り返りつつ、「それを修正して、全国でも自分たちのサッカーを発揮したい」と自信も見せた。

 現在、インドネシアで行われるU-17ワールドカップにはDF布施克真(2年)が参戦中。さらなる成長を遂げて、チームの戦力となるはずだ。佐藤は「日大藤沢として、神奈川県として初の日本一になれるように、いい準備をしていきたい」と頂点を見据えている。

 対する近江の主将・DF金山耀太(3年)は、チームの持ち味について「チーム力を武器に泥臭く戦うところ」と話す。準決勝では立命館守山高を1-0、決勝では草津東高を2-1と僅差で撃破。粘り強い戦いで2年連続3回目の出場切符を手にした。

 過去2度の選手権ではいずれも2回戦が最高成績。今回はその2回戦でインターハイ3位と対戦することになった。掲げる目標はベスト4入り。3度の勝利が必要となるが、まずは日大藤沢戦に照準を合わせる。金山は「ベスト4を達成するために一戦一戦、目の前の相手と戦います」と一戦必勝の構えを見せていた。
●第102回全国高校サッカー選手権特集
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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