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[選手権]市船、流経柏ともに辛勝!千葉準々決勝は4試合全て延長決着に

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 第89回全国高校サッカー選手権千葉県大会は7日、準々決勝を行い、全4試合が延長戦へもつれ込む熱戦となった。

 今夏の全国高校総体優勝の市立船橋は昨年県準Vの習志野と対戦。優位に試合を進めながら粘り強い習志野の守備に苦戦し、0-0で延長戦へと持ち込まれてしまう。ただ、延長戦に入り、運動量の落ちた習志野に対し、ペースを握った市立船橋は後半終了間際、途中出場のFW和泉竜司(2年)が左サイドで相手をかわしてクロス。これに10番MF藤橋優樹(3年)が飛び込み、決勝点を挙げた。夏の全国王者が苦しみながらも1-0で勝ち、準決勝へ駒を進めた。

 全日本ユース(U-18)選手権8強の流通経済大柏はDF本橋託人のゴールで船橋北から先制点を奪いながら、セットプレーから追いつかれると、後半は一進一退の展開に。それでも1-1で突入した延長戦では微妙な判定ながらもPKを獲得すると、MF吉田眞紀人(3年)が決めてリードを奪う。その直後にも2年生FW宮本拓弥が加点し3-1で粘る船橋北を振り切った。

 そのほか、八千代と中央学院との一戦は0-0のまま突入した延長戦の末、2連覇を目指す八千代が1-0で勝利。柏日体も延長戦にもつれ込んだ熱戦の末に敬愛学園を1-0で下している。

【千葉】
[準々決勝]
流通経済大柏 3-1(延長)船橋北
柏日体 1-0(延長)敬愛学園
八千代 1-0(延長)中央学院
習志野 0-1(延長)市立船橋

(文 吉田太郎)

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