[11.5 第90回全国高校選手権山梨県大会決勝 山梨学院2-1帝京三 山銀スタ]

　第90回全国高校サッカー選手権山梨県大会決勝が5日、甲府市の山梨中銀スタジアムで行われ、3連覇を目指す山梨学院と5年ぶりの全国進出を目指す帝京三が激突。山梨学院が後半ロスタイムの決勝ゴールにより2-1で勝ち、3年連続3回目の全国大会出場を決めた。

　清水エスパルス加入内定の山梨学院FW白崎凌兵(3年)、湘南ベルマーレ加入内定の帝京三CB亀川諒史(3年)とともに主将がJ入りを決めている注目校同士の対決は前半23分、右サイドを抜け出したFW翁長聖(2年)のラストパスをMF板垣将史(3年)が押し込んで帝京三が先制。だが山梨学院は直後の26分、右FKのこぼれ球を拾ったFW柳澤駿静(3年)が右足シュートをねじ込み、同点に追いつく。

　帝京三の強力FW柴崎航、山梨学院の白崎がともに豪快な突破からゴールを狙うなど一進一退となった後半。試合を制したのは山梨学院だった。1-1のまま突入した後半ロスタイム、山梨学院はカウンターから交代出場のMF早瀬庄馬、SB山口聖矢(ともに3年)とつなぎ、最後は山口の右クロスをMF萱沼優聖(3年)が決勝のヘディングシュート。09年度以来の日本一を目指す山梨学院が全国切符をもぎ取った(詳細レポートは追って更新致します)。

【山梨】
[決勝]
山梨学院2-1帝京三

[写真]後半ロスタイム、山梨学院MF萱沼が決勝ゴール!

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