beacon

ベスト8は関東と関西がそれぞれ4校、関学大FW出岡4発!筑波大FW中野ハット:2回戦結果

このエントリーをはてなブックマークに追加

阪南大は甲斐の得点で仙台大に2-1で勝利

 第65回全日本大学サッカー選手権(インカレ)の2回戦が10日に関東近郊で行われた。結果、1回戦からの勝ち上がりは関西大(関西4)のみ。残る試合ではシード校が順当勝ちし、ベスト8は関東4校と関西4校になっている。

 関西勢は全チームが勝利。関西王者・阪南大仙台大(東北1)に2-1の逆転勝利。岐阜内定のDF甲斐健太郎(4年=立正大淞南高)が決勝点を挙げた。

 大阪体育大(関西3)は法政大に3-0で完勝。関西大(関西4)は九州王者・鹿屋体育大(九州1)を2-1で下し、2戦連続の逆転勝ちした。

 前回王者の関西学院大(関西2)は専修大(プレーオフ)に5-0の圧勝。FW出岡大輝(4年=G大阪ユース)が前半だけでハットトリックを達成し、3-0で折り返す。後半にはルーキーのMF山本悠樹(1年=草津東高)が追加点を挙げたほか、出岡がダメ押しの5点目。快勝で8強入りを果たしている。

 総理大臣杯、関東大学リーグに次ぐ三冠を目指す明治大は6発発進。前半だけで3-0とし、後半にはリーグ戦の出番はなかったものの、この日は先発へ抜擢されたFW中村健人(1年=東福岡高)が2発の活躍。シュート数でも24対0と相手を圧倒。日本一へまず1勝を手に入れた。

 日本体育大(関東3)は静岡産業大(東海1)に2-0で勝利し、筑波大(関東2)はFW中野誠也(3年=磐田U-18)のハットトリックなどで、中京大(東海2)に5発完勝。関西大との準々決勝へ駒を進めた。

 関東勢同士の一戦を制したのは順天堂大(関東4)。今季のリーグ戦で勝てなかった慶應義塾大(関東6)に2-1の逆転勝利。千葉内定のDF溝渕雄志(4年=流通経済大柏高)に先制され、0-1で前半を折り返したが後半に2発。FW浮田健誠(1年=柏U-18)が決勝点を決めた。準々決勝は中1日の12日に各地で行われる。

結果および準々決勝のカードは以下のとおり

■2回戦(12月10日)
[町田市立陸上競技場]
法政大 0-3 大阪体育大
明治大 6-0 九州共立大

[大和スポーツセンター競技場]
関西学院大 5-0 専修大
静岡産業大 0-2 日本体育大

[江東区夢の島競技場]
関西大 2-1 鹿屋体育大
筑波大 5-0 中京大

[味の素フィールド西が丘]
順天堂大 2-1 慶應義塾大
仙台大 1-2 阪南大

■準々決勝(12月12日)
[町田市立陸上競技場]
関西学院大 11:00 日本体育大
明治大 13:30 大阪体育大

[味の素スタジアム西競技場]
順天堂大 11:00 阪南大

[浦安市運動公園陸上競技場]
筑波大 11:00 関西大

(取材・文 片岡涼)
●第65回全日本大学選手権(インカレ)特集

TOP