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G大阪内定、関西学院大FW山見大登が途中出場で意地の2発「関学で日本一を獲ってからガンバに」

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FW山見大登は今大会、2試合で3ゴールを決めた

[1.9 #atarimaeniCUP2回戦 関西学院大2-3桐蔭横浜大]

 意地の2得点だった。ベンチスタートとなったFW山見大登(3年=大阪学院大高/G大阪内定)だったが、先制を許したあとの後半20分から登場。すると5分後の25分、MF山下諒(3年=G大阪ユース)のパスで裏を取ると、前に出ていたGKの位置を確認。鮮やかなループシュートを蹴り込んで、試合を振り出しに戻した。

 さらに延長で2点のリードを許したあとの延長後半12分にはFW山田剛綺(2年=京都橘高)が獲得したPKを蹴り、1点差に詰め寄る得点を記録。ただ終了間際の左サイドから入れた高速クロスは、中で足を伸ばしたMF藤井敦仁(4年=広島皆実高)にわずかに合わず。存在感を示した山見だったが、関西学院大(関東5)に勝利を呼び込むことはできなかった。

「僕が出るタイミングでも失点していたので勝ちに繋げようと思いました。プレーの強度、球際が凄かったり、全然違う部分はあったけど、でもそれに負けないくらいいい試合はできたと思います」

 全国的に名前が知れ渡ったのは、大学1年生の時に戦った天皇杯、2回戦でガンバ大阪と対戦すると、延長前半2分に日本代表DF三浦弦太を振り切って決勝ゴールを記録。持ち味のスピードがプロ相手でも通用することを証明した。2年生の昨年はチームでもレギュラーポジションを獲得。リーグ4位の11得点を決める活躍をみせた。

 しかし今季はベンチからスタートすることも少なくなかった。「スタメンの選手が守備に特長のある選手が多くて、自分にはまだ足りていない」と課題があり、リーグの顔となるべき存在としてはゴール数もランキング7位の4と物足りないものとなった。昨年12月に22年のG大阪入団内定を発表したが、「自分にプレッシャーを与えるためにも早めに内定を出してもらった」という。

 早めにG大阪に行くという選択肢も持っていたようだが、今は「関学で日本一を獲ってからガンバに入る」という思いを強くしている。「スタメンで90分出て、勝利に繋がる動きをしたい。オフ期間にどう考えて動くかが大事になると思う」。J1複数クラブを認めさせた素質。関西のスピードスターはプロ内定選手として戦う大学最終学年で、明らかな違いを見せることを誓った。
 
(取材・文 児玉幸洋)
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