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負傷交代の酒井宏、大津は病院で検査へ

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[7.26 ロンドン五輪D組 日本1-0スペイン グラスゴー]

 大金星の中で唯一の不安材料は故障者の状況だ。ハーフタイムに交代したFW大津祐樹については関塚隆監督も大津自身も軽傷を強調したが、後半29分に負傷交代したDF酒井宏樹の状態は心配される。

 酒井宏は「ドクターと相談してだけど、次も行けると思う」と話したが、試合後のミックスゾーンには足を引きずりながら姿を見せた。前半26分、キックの際に軸足の左足首をひねったとみられ、いったんピッチを離れて治療を受けると、一度はプレーに戻ったが、すぐに自ら×印を出して交代した。

 関塚監督は酒井宏について「打撲か、ひねったか、今の時点では把握していない。一度、ピッチに戻ったが、本人からダメというのが出たので代えた」と語るにとどまった。協会関係者によると、酒井宏、大津ともに病院で検査を受ける予定。勝てば準々決勝進出が決まる29日のモロッコ戦だが、不動の右SBが不在となれば、チームにとって大きな痛手なのは間違いない。

(取材・文 西山紘平)

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