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フットサル代表合宿2日目、午前練習

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 フットサル日本代表は25日、愛知合宿の2日目を迎えた。9時半からは午前練習が行われ、選手たちはパスゲーム、シュート練習など約2時間に渡って汗を流した。前日のトレーニングも部分合流だったFP稲葉洸太郎は、この日も別メニューで調整を続けた。また、首と肩に痛みを抱えていたFP三浦知良(横浜FC)は、全メニューを消化した。

 前日の練習後に「明日からは戦術練習も行う」と話していたミゲル・ロドリゴ監督は、10時半から12選手を3つのチームに分けて、守備の確認を行った。セット分けは以下の通り。

緑 三浦知良、森岡薫、小宮山友祐、北原亘
白 木暮賢一郎、星翔太、村上哲哉、逸見勝利ラファエル
無 小曽戸允哉、高橋健介、滝田学、仁部屋和弘

 緑ビブスは三浦と森岡という2人のピヴォが入っているが、森岡がアラの位置に入り、カズを最前線に置く形でプレーした。なかなか三浦にはボールが入らず、ミゲル監督が直接動きを指導する場面もあった。

 ミゲル監督はファーストDFによるプレスがかかっているか、かかっていないかの状況によって、後方の選手の動きがどうなるかを細かく確認。また、ボールを回している相手がコントロールミスをしたときは、一気にボールを奪いに行き、後方の選手も連動してポジションを押し上げて、全体をコンパクトにするように指示をした。

 練習の序盤は「カズさん」と呼んでいた選手たちも、実戦形式の練習になると「カズ!!」と遠慮なく、呼び捨てで指示を出し始める。チームとも徐々に打ち解けてきた三浦だが、25日の午前練習後に途中離脱することが決定し、日本サッカー協会から発表された。なお、三浦に代わる選手の招集は行わない。練習の最後に三浦は選手たちの前で挨拶をしている。

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