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前日合流も不安なし、清武「引いた相手をしっかり崩す」

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 わずか1日の調整にも不安はない。前日練習から合流した日本代表FW清武弘嗣(ニュルンベルク)は翌6日に迫ったラトビア戦に向け、「大事な試合だと思うし、今日もしっかり調整できた。明日、いい試合ができればと思う」と意気込んだ。

 報道陣に公開された冒頭部分の練習では、この日から合流した5選手は別メニューでランニングをしていたが、その後は再び全体練習に戻って、戦術の確認などをしたという。「W杯予選(3月26日のヨルダン戦)まで集まれる機会はない。チームとして大事な試合になるし、勝利にこだわりつつ、内容にもこだわってしっかりやりたい」と誓った。

 所属するニュルンベルクでは、ウィージンガー新監督の初陣となった1月20日のハンブルガーSV戦で初の先発落ちを味わったが、その後すぐさま定位置を奪回。3日のボルシアMG戦では今季6アシスト目を記録したほか、決定的なピンチでスーパークリアを見せるなど攻守に躍動した。

 いい流れで代表に合流した清武は頭の中も代表モードに切り替えている。「しっかり監督のやりたいことを理解して練習できた。明日はそれをピッチで表現できればいいと思う」。右サイドハーフはFW岡崎慎司と熾烈なポジション争いが続く。ラトビア戦は途中出場となる可能性もあるが、長身選手がずらりと並ぶ相手に対し、「引いた相手をしっかり崩さないといけない。明日は相手も引いてくると思う。しっかり攻め切りたい」と、攻撃のイメージを膨らませた。

(取材・文 西山紘平)

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