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チーム結成後初の海外遠征で優勝のU-16女子代表監督、選手コメント

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 U-16日本女子代表はコスタリカ遠征で参加したINTERNATIONAL U-17 WOMEN'S CUP COSTA RICA 2013 第3戦でU-16アメリカ女子代表と対戦し、4-1で勝った。3戦全勝としたU-16女子代表は優勝。チーム結成後初めての海外遠征で頂点に立った。

 日本は前半22分にMF児野楓香(藤枝順心高)のパスをMF鴨川実歩(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18)が合わせて先制。27分にも相手GKからインターセプトした児野が追加点を奪った。直後の28分に失点して1点差とされた日本だったが、試合終了間際に杉田妃和(藤枝順心高)とMF小林里歌子(常盤木学園高)が連続ゴールを決めて勝利。9月に開催されるAFC U-16女子選手権中国2013へ向けて弾みをつけた。


以下、JFAより、監督、選手コメント
高倉麻子監督
「チーム結成後初めての海外遠征で優勝できたことは、選手たちにとっても大きな財産となった。常に勝ちながら、課題を見つけていけるチームになりたいと思う。今日の試合では、アメリカのスピードとパワーを実際に体感し、選手個々が自分の課題を見つけることが出来た。ディフェンス、オフェンスともに組織力を上げ、そのなかで個が輝くチーム作りをしていきたい」

●GK福永絵梨香(セレッソ大阪レディース)
「アメリカは当たりが強く、プレッシャーも速かった。ロングボールをたくさん入れてくるので、常に集中して臨んだ。選手全員がアメリカの選手に恐れることなく、体を張ってディフェンスをして、得点につながった場面もあった。チームの課題だったラインコントロールやヘディング、浮き球の処理もだんだん良くなってきた。最初は苦手意識のあったヘディングも、今日の試合では高い相手でも競り勝った場面もたくさんあった。今回の遠征で体験したことを自チームに持ち帰って更にレベルアップしたい」

●MF鴨川実歩(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18)
「アメリカは体が強くて足も速く、とても身体能力が高いチームなので、簡単にプレーをさせてくれないだろうという気持ちで試合に臨んだ。1対1で負けているシーンも多く、もっと強く行って、絶対負けない体づくりをしなければいけないと強く感じた。その中でも、DFラインからしっかりつないでポゼッションができたのは良かったと思う。得点のシーンは、北川選手から小林選手に裏で良いボールが出て、その折り返しをフリーで受け、しっかり決めることが出来た。優勝できたことは自信につながるが、課題も多く残る試合だったので、チームに帰ってから自分の課題をしっかり修正していきたい」

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