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競り負けたなでしこ、大儀見「チーム力の差を感じた」

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[6.29 国際親善試合 日本女子代表2-4ドイツ女子代表 ミュンヘン]

 日本女子代表(なでしこジャパン)は29日、敵地でドイツ女子代表と国際親善試合を行い、2-4で敗れた。

 いいゲームが出来たでは終わるわけにはいかない。敵地で迎えた一戦で2度追いついたなでしこだったが、終盤に2失点を喫し、競り負けた。佐々木則夫監督は「辛抱強く、我慢強く、終盤までよく耐えてくれた。体は重かったが、選手は体を張ってよくやってくれた」とイレブンの奮闘を称えたが、選手たちの表情からは悔しさがにじみ出ていた。

 前半39分に同点ゴールを奪ったFW大野忍は「これが実力だと思う」と敗戦を受け入れながらも、「絶対負けたくないという気持ちはあった」と悔しさを隠さない。後半15分に2度目の同点弾を決めたFW大儀見優季も「課題の多く残ったゲーム」と振り返ると、「チーム力の差を感じた。1人1人のレベルを上げていくしかない」と更なる成長を誓う。

 出場停止が明け、キャプテンマークを巻いてプレーしたMF宮間あやも「自分に失望した。もっともっとレベルアップしないといけない」と善戦にも慢心はなかった。

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