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スペイン遠征中のU-19日本代表、10人のカナダに零封負け

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 スペイン遠征中のU-19日本代表は12日、アルクディア国際ユースサッカートーナメントの初戦を迎え、U-19カナダ代表と対戦し、0-1で敗れた。相手に退場者が出るも、前半41分に失点するとゴールを奪えず、零封負けとなった。

 試合後、霜田正浩監督は「非常に悔しい敗戦でした。しかし、準備期間の短い即席チームとしては限られた時間の中でもチームのやり方を理解してくれ、実践してくれました。結果については、ゲームを支配していてもコーナーキック1つで負けてしまったということで、サッカーの怖さ、国際試合の厳しさをあらためて痛感したと思います。この教訓を次の試合以降にも生かしてほしいと思います」とコメントしている。

 今後は5日にベラルーシ代表、17日にアルゼンチン代表、18日にブルガリア代表と戦う。

結果及びコメントは以下のとおり

U-19日本代表 0-1 U-19カナダ代表
▽得点
失点(41分)

[先発]
▽GK
牲川歩見
▽DF
小暮大器
(55分→室屋成)
小口大貴
植田直通
吉野恭平
▽MF
小林成豪
(46分→中川寛斗)
矢島慎也
野澤英之
喜田拓也
中島翔哉
豊川雄太
(46分→鈴木武蔵)

[控え]
▽GK
永井堅梧
▽DF
中島大貴

[ベンチ外メンバー]
▽DF
秋野央樹
▽MF
長谷川竜也
▽FW
木下康介

以下、JFA発表の選手コメント

喜田拓也(横浜FM)
「カナダは早い時間に1人退場したことで、逆に割り切った戦い方をしてきました。引いてくる相手をどうこじ開けるのか、チームとして試合中に修正する力がまだまだ足りなかったと思います。あとは気持ちの部分。どれだけこのゲームに勝ちたいのか、自分も含めてまだまだ「本気さ」が足りなかったと感じます。人生をかける気持ちで闘う責任が僕たちにはある、かと言って下を向きすぎる必要もない。すぐに次の試合があるので、全員がたくさんコミュニケーションをとって、良い準備をして、残りの試合すべてチーム全員で勝ちにいきます。闘う気持ちを前面に出して、自分が引っ張っていきたいと思います」

植田直通(鹿島)
「早い段階で相手が1人退場し、守りを固めていた中で、結果的に、自分たちも相手のペースにあわせてしまいました。注意すべきカナダの攻撃はセットプレーだけでしたが、そのセットプレーでやられてしまったので、あの場面はもっと気を引き締めてやらなければいけなかったと思っています。残りの三試合は、絶対に勝ちます。そして、決勝トーナメントに進み優勝します」

牲川歩見(磐田)
「相手が1人少なく勝てる状況にあった中で、セットプレーから失点して、負けてしまいました。セットプレーの怖さをあらためて学びました。これからの予選3試合、このカナダ戦を教訓に、これまで以上に気を引き締めてチーム全体で予選突破のために全力で挑みます」

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