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日本代表FW工藤がグアテマラ戦に続き2日連続のゴール

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 日本代表は7日、関西学院大と15分2本の“練習試合”を行い、FW工藤壮人(柏)とDF槙野智章(浦和)のゴールで2-0で勝った。前日6日のグアテマラ戦(3-0)で後半17分から途中出場し、同24分に追加点を挙げた工藤は1本目の6分に左サイドからの折り返しを押し込み、先制点。2日連続のゴールで決定力をアピールした。

 グアテマラ戦は28分間のプレーだったとはいえ、2日連続の“連闘”。「イメージの共有という部分で、みんな体はきつそうだったけど、頭では分かっていたと思うし、細かいところまで話してやれたのはよかった」と、4-2-3-1と3-4-3の両システムで実戦をこなしたことを前向きに捉えた。

 海外組にまじって初めてプレーしたグアテマラ戦で記録したゴールについては「1点取って何か変わるわけではない」と冷静に受け止めているが、「最低限の結果を残せた」ことも確か。この日、ポジションを争うFW岡崎慎司が左膝痛で練習を休んだこともあり、その状態次第では10日のガーナ戦(日産ス)でもチャンスがありそうだ。

「オカさん(岡崎)の状態どうこうではなく、自分は出たときのイメージを常に持っていないといけない。オカさんがダメなら、途中からでも行ける準備をしないといけない」。周りは関係ない。常に最高の準備を整え、先発でも途中出場でも、与えられた時間で結果を残すだけだ。

(取材・文 西山紘平)

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