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アウェーでの戦いの難しさ…長谷部「それを言っては成長がない」

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[10.11 国際親善試合 セルビア2-0日本 ノビサド]

 日本代表は11日、敵地でセルビア代表と親善試合を行い、0-2で敗れた。精彩を欠いた日本は、後半に2失点を許し完敗。6月のコンフェデレーションズ杯ブラジル戦以来、9戦ぶりの無得点での敗戦を喫した。

 課題が浮き彫りとなった。アウェーでの対戦となったが、親善試合と言うこともあり、それほどプレッシャーのかかる試合ではなかった。だが、一部選手の試合勘の無さや、コンディションの整わない選手を起用したことで、全体的に重苦しい空気が漂った。後半に入ると、ゴールへの意識に改善は見られたが、14分に失点。さらにアディショナルタイムにダメを押され、完敗を喫した。

 先月のホーム2連戦に勝利し、ある程度自信を回復したかに思えた日本だが、またも振り出しに戻った形だ。キャプテンのMF長谷部誠は「結果としては、アウェーで勝てなかったということで非常に悔しい」とうつむく。さらに「アウェーの難しさ? それを言っては成長がない。セルビアは素晴らしい相手だった。ただやはりこれくらいの力のチームというものはW杯に出ればたくさんいるわけで、こういう中でも勝ち切らないといけないと思いますし、まだまだ自分たちの力が足りないと思います」と続けた。

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