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連日の2部練習で追い込む香川「足がパンパン」

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 日本代表の鹿児島・指宿合宿も3日目に入り、選手たちの表情にも疲労の色が出てきた。合宿2日目からは2部練習が続き、戦術確認とともにフィジカル的にも負荷の高いメニューで体を追い込んでいる。フィジカルトレーニングには坂道ダッシュも含まれているそうで、FW香川真司(マンチェスター・U)は「足がパンパンです」と苦笑いを浮かべた。

 プレミアリーグにはウィンターブレイクがなく、シーズンを通してカップ戦を含めた過密日程が続くこともあり、コンディション調整に時間を費やすことが多いという。「マンチェスターでもやったことがないような厳しい練習をやっている。国それぞれ、人それぞれでやり方が違うと思うけど、イタリアはかなり厳しいなと」と、率直な感想を口にした。

 この日、練習を視察した原博実専務理事兼技術委員長も「予想以上にやっている」と驚くほどのタフなメニュー。「ここまで上げているのはこのチームになって初めてだと思う。それぐらいやっている。Jリーグ開幕前のキャンプに近い。ここでしかできないことをやっている。疲れている感じはあるけど、いい感じだと思う」と証言した。

 この時期に体力的にも追い込むことがW杯につながる。「いい体づくりができるし、ケガの予防にもなる。みんな苦しいけど、それがW杯の初戦につながると信じている。それだけを意識してやっていければ」と香川。連日の猛練習も貪欲に取り組み、ブラジルで戦い抜くコンディションをつくり上げる。

(取材・文 西山紘平)

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