鹿児島・指宿合宿中の日本代表は25日午前、合宿最終日となる練習を行った。前日24日の練習中に右膝を負傷したDF酒井高徳(シュツットガルト)はグラウンドに姿を見せず、22選手とトレーニングパートナー2人の計24選手で調整した。

　日本サッカー協会関係者によると、酒井高は前日24日に病院で検査を受けた結果、右膝に小さな炎症が見つかったが、「今朝は痛みはない」とのことで、幸いにも軽傷で済んだようだ。この日は大事を取って宿舎で体幹トレーニングを行い、明日以降、バイクやジムでの練習を開始するという。

　練習は冒頭部分のみ報道陣に公開され、これまで同様、フィールド選手が2グループに分けられた。一方はフィジカルトレーニングをこなし、もう一方のグループはスローインからのサインプレーを確認していた。

　日本代表はこの日の午前練習で指宿合宿を打ち上げ、同日午後に帰京。夜に都内で行われる壮行式に出席し、その場で選手背番号も発表される。壮行式には酒井高も出席する予定。

(取材・文　西山紘平)

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