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日本代表がブラジルで初練習、現地邦人ら5400人から「ニッポンコール」

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 前日7日にブラジルW杯のベースキャンプ地となるイトゥに入った日本代表が8日(日本時間9日)、イトゥ近郊のソロカバでブラジル入り後初練習を行った。

 練習前にはピッチ上でサンパウロの日本人学校やソロカバの日本語学校の子供たちと記念撮影。練習も公開で行われ、現地在住の日本人ら約5400人が集まったスタンドからは何度も「ニッポンコール」が起こり、ミニゲームでシュートが決まるたびに大歓声が沸いた。

 熱狂的な歓迎に感謝するキャプテンのMF長谷部誠は「ブラジルには日系の方がたくさんいるので、チームにとっても味方になると思う」と、W杯本大会でも後押しに期待する。FW香川真司も「すごくうれしいし、初戦に向けてしっかりコンディション、メンタル、モチベーションを上げていきたい」と気持ちを新たにした様子だった。

 イトゥはサンパウロの北西約100kmに位置する避暑地で、日本代表が拠点を置く「スパ・スポーツ・リゾート」は天然芝のピッチ2面を完備する。緑の多い環境や、空港にも近い立地面などからベースキャンプ地に決まった。香川が「素晴らしい施設なので集中してできると思う」と言えば、長谷部も「安心してリラックスできる素晴らしいところだと思う」と好印象を持った様子。「ジョージと同じぐらい」とも話し、4年前の南アフリカW杯のベースキャンプ地で、選手からも大好評だったジョージに負けない環境のようだ。

(取材・文 西山紘平)

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